NPO法人兵庫空き家相談センターさんに視察に伺いました。

兵庫空き家相談センターさんは司法書士や行政書士、宅建士などの士業を中心に様々な専門家が集まり、空き家所有者からの相談対応をおこなっていらっしゃいます。

当日は兵庫の三坂 友章様、井川 義夫様に加えて、京都空き家相談センターの谷本 克己様にもお話を伺うことができました。

兵庫空き家相談センターさんは空き家対策の中でも、かなり難易度の高い案件もされている印象でした。
そうした実績があるので、兵庫だけはなく隣県の自治体からも協力要請にも繋がっているようでした。

また兵庫空き家相談センターさんは社会貢献の思いの強さも非常に感じました。
難易度が高い相談は、解決するまでにかなりの労力を要しますが、携わる士業の方々が収益性を度外視して取り組んでおり、空き家問題への取り組みが収益性が低いという面を改めて感じると同時に、困っている所有者の方の役立つ支援の必要性も感じました。

相談窓口にあるのは、そもそも不動産業者が取り扱いたがらない面倒な案件になるのが実態ですが、その分、扱う側にも知識とノウハウ、また、マッチング先のストックをしっかり作っておくことが結果を出すことにつながると学びました。
連携する専門家としては不動産業、司法書士、土地家屋調査士、遺品整理士と教示を受けたので、今後のメンバー構築の指標としたいと思います。